2022年4月28日木曜日

いまだにおわらぬ戦争の いつまで続く ぬか道ぞ

人命を 砂と数える 独裁者

多勢に憎まれ まだやせ我慢


権力の味は甘くて しがみつき

館を建てて 妄想抱く


歴史にも残る 悪名 いたましい

たった一人で 幾人殺す


みずからの悪行認めぬ 身勝手さ

面皮ぶ厚く 心臓毛だらけ


花吹雪 それでも テーマ 変えられぬ


かの人の頭の中を見てみたい

昔の幻想いまだにはびこる


殺人を屁とも思わず 命令し

あげくのはてに 勲章の激


運命で日本の土地にたどりつく

避難の民に 幸あれといのる


この国は永遠にあれしと歌う春


2022年4月21日木曜日

くたみのたぬき

本日はのんびりとした田舎の話題

古き戸に 母の残した筆跡で 猫入るべからずと書いてありけり くたみのたぬき作

ネコがきらいな母と好きな家族大勢。ネコがきらいな祖母とはこの点で意見があったことでしょう。祖母は自分の息子がつれてきた犬が、暑いので舌をだしているのをみて、「この猫はあたしにベロをだす、失敬な」と言ったそうです。犬に猫というのも失敬千万?

2022年4月18日月曜日

いつまでも続く放射能汚染

本日は東京新聞の記事からです。

https://www.tokyo-np.co.jp/article/172397?rct=national

≪わが町の天地に満つる放射能を固めて捨つる手だてはなきか≫


福島県大熊町から避難し、いわき市に住む元高校教員の吉田信雄さん(85)の歌集「故郷喪失」より


キーフでは 春がきたとて 進攻やまず (暇人)

2022年4月5日火曜日

いつまで続く破壊 いつまで終わらぬ殺戮

日常をいつ取り戻す春 また嘘だ


約束はしないことだと 四月バカ


情報戦 バレバレ嘘に 水ぬるむ


意味もなく 銃を持たされ 撃つ青春


夢にさえ思わぬ破壊 鳥啼かず


銃撃は ヒト イヌ ネコ に 陰る春


見慣れない ナンバープレート 春難民


すっかりと 有名な旗 青い空 黄色な花と 春よこい

2022年4月2日土曜日

いま 平和を イマジン


晴れ間見て 出れば小雪の 四月バカ


近くでは木々にさえずる小鳥舞い

遠方の人 涙の戦争


太陽のだんだん近づく 時なるも

戦い続く ウクライナの民 


花咲いた 鳥が鳴いたの 春先の

喜びもなく逃げまどう人


バスに乗り 逃げおおせても事故となり

避難の女性 異国で果てる


バルカンに シリアに 今度はウクライナ

何故に戦い 起きる人の世