2022年1月28日
いつの世も あれこれ 困ることばかり
放射能ほど 悪事はなかろう
今さらに 昔はよかった 本当は
一時の夢の 繰り返しかも
いつだろう 来るのか平和な 春の日よ
のんびりと 俳句も浮かばぬ 寒中は
2022年1月28日
いつの世も あれこれ 困ることばかり
放射能ほど 悪事はなかろう
今さらに 昔はよかった 本当は
一時の夢の 繰り返しかも
いつだろう 来るのか平和な 春の日よ
のんびりと 俳句も浮かばぬ 寒中は
1月26日
中道は あてなく行けば 転ばない
目標どこなの わからないまま
真実は 生存競争 昔から
何も変らず 罪繰りかえす
共生の 地球の上の 生物は
みんなで生きる それも嘘なり
何もせず と信じていたが 呼吸すら
他人さまに飛ぶ 悪影響よ
誰がした 人のせいなら 簡単だ
人の歴史は 破壊にみちて
力なき 老いなればこそ 我慢して
過ごせば いつかは 春にもならむ
籠りきて 車馬ではいろいろ事件あり
若さは 時に 苦しみばかり
1月24日
忘れそう 昔は餅もたべたっけ
普通とは どうだったかな マスクはめ
また週のはじまり 寒い日は来るか
何故今も昔の夢追う ひとばかり
未来をよくする ヴィジョンは不足だ
ニュースとは 悪いことだけ いさかいの
男はいつでも権力争い
月曜も昨日も何も変りなし
もういくつ寝ると コロナ去る?
1月23日
冬ごもり あれこれ用事を探す日々
1月22日
真剣に 問えば出てくる 記憶には
おびただしき 不正の数々
スマートな呼び名でだます商売は
上から下まできりのないこと
原子力 ごまかしてよし 昨日まで
明日には止める でもゴミだらけ
火事おきて 地震もおきて ひと騒動
人殺しなど やめてくれよね
海底の火山の噴火 そこもまた
灰のつもりしトンガの国よ
1月21日
隣席は また同じ人 コロナ禍で
マスクを付けたり外しては 笑う
レストラン 証明なしでは座れない
まことに面倒 このパンデミック
1月19日
枝々で 野鳥忙し エサ探し
雨のやむ間に 去りては又来る
2022年1月18日
今日はまた 素晴らし天気 冬なれど
普通とは 何のことだか 暖冬よ
また一人 あの世に知り合い 冬に逝く
2022年 1月17日 暇人
久しぶり 入ってみたら おや悲し
客数減った なじみの食堂
日々同じ ことばかりする 繰り返し
慣れても 今日も 出るは溜息
ヴィールスの 自己保身的 流行は
それでもそろそろ エンデミックなれ
専門家 毎日ヴィデオでこんにちは
今日の感染 どこで何人
オミクロン 出入り少い 飛行場
荷物の届く 今年の遅さよ
窓の外 思いの他の 青天に
ドアを開けば ハックション
2022 年1月14日
濃霧とは こういうものか わすれてた
くしゃみして 人がいなくて有難い
周囲はきっと ぞっとしただろう
校訂者 不満だらけの 翻訳は
なかなか至らぬ完成のとき
あの言葉 この言葉では 不正確
翻訳まことに きりない作業
用事あり 用事なけれど 忘れもの
老化の道をまっしぐらなり
気が付かず もうこの月も半ば過ぎ
そのうち年も 半ばになろうか
1月15日 歌舞伎女史
・みかんきんかん八朔 柑橘揃い踏み (テーブルの上に)
・年越しに句作のことは欠落し
・娘の花束 日を経て小さく挿しなおす
・若き日のコート存外ぬくきこと (ぬくい =暖かい)
・人生は冬なれど新しき知己を得し
・冬さなか 昼風呂という暖かさ
暇人
・校訂者 不満だらけの 翻訳は
なかなか至らぬ完成のとき
・あの言葉 この言葉では 不正確
翻訳まことに きりない作業
・用事あり 用事なけれど 忘れもの
老化の道をまっしぐらなり
1月 10日 11日
システムを変えねば 道は行き止まり
若い力を 引き伸ばさねば
墓への道程 いつまで続く
久しぶり 晴れても歩めば 霜を踏む
春を待つ 木々に畑地に 散歩道
斜陽とて 木々は喜び 鳥歌う
小枝まで 冬日あたりて 空青し
感染続き 看護士までも
1月8日
今日もまた 手紙の来ぬ日 あたりまえ
時代は変り アイフォンばかり
今こそは 晴れ間とおもうて 身支度を
済ませば 冷たい雨のはじまる
1月7日
みぞれでは どこに隠れる 野鳥たち
買い物も おろそかになる冬ごもり
いざ出ぬと 冬靴はけば にわか雨
2022年1月6日
天高く 澄めば小鳥も 飛び遊ぶ
睦月と思えぬ 気温の高さよ
天気図を 見ては寒がる くせがつき
昨日明日 悪天候の 冬の空
オミクロン おかげで電車は 空いていた
お寿司を買って トンボ帰る日
2022年1月5日
寒風も 珍し今日も 買い物へ
封筒に 見知らぬ名前 かの人の
笑顔の遺影 届き ため息
2022年1月4日
確率は 厳しく迫る 寒い空
あれほどに 元気な人も 病める冬
(若い友人の病気のニュースを聞いてショック)
2022年1月3日
一人だけ 宇宙の正月 大金持ち
よく言うが 昔は平和な 年始かな?
何もかも 勘ぐられる運 政治家は
はったりを 言って強気の 年挨拶
あれこれと 気にして判断 首相とは
EUの 取決め 時代錯誤かな
散髪の留守に 掃除を 正月も
2022年1月2日
周囲から 大声ばかり 聞こえけり 前からの声 意味もわからず
親ときて 読書に励む レストラン
わやわやと 新年の席 にぎやかに
前に座す 夫の声さえ聞こえない 隣の夫婦も同じと見える
(日曜日、近所のレストランにて)
傍らの 奥方語る 新年よ
参賀なし 憂いの言葉 正月も
(NHK放送の天皇皇后両陛下のご挨拶)
2022年1月1日
静けさの 足りない正月 デモ行進
デモ行進 元旦にする エゴイスト
(ワクチン接種強制反対デモ 1日早々に)
年初め 計画できない コロナ禍よ
元旦も 過ぎれば 昨日と変りなし
昨日今日 一年わける 差はどこに