歌舞伎女史から作品が来ましたので、本日はそれでいこう!
二月尽 馬油もとろみて 塗りやすく
弥生来て うがいの水の冷え和らぐ
そこここに ツルニチニチソウ きらきらり
二月尽 馬油もとろみて 塗りやすく
弥生来て うがいの水の冷え和らぐ
そこここに ツルニチニチソウ きらきらり
明日には よいことあろか 春待つ日
悲惨な経験 3・11
また思われる 戦い続く
懐古趣味 いまほど悪い春はなし
毎年思う どういうことか
つぶされ今年はウクライナかな
計算は見事に外れて戦いは
雪解けの道 泥試合かな
病院を何故に爆撃 尋常な
感覚なくす政府と側近
考えて 悩みて 何も出来ぬ春
また一つ 裁判敗訴 法律が
いつも正しい日はいつのこと
馬鹿野郎 思わず叫んで驚いた
するな戦争 日常返せ
外務大臣 といえども 家来なり
殿の言葉を繰り返すのみ
季節には小鳥はさえずり 花は咲く
人は平和を何故にこわすか
団らんも消えてしまった
戦争を始める権利誰にあるのだ
爆弾の攻撃 キエフの 春遠し
逃げること 理解できない 幼子の
母は荷物も運んで 安堵
昨日まで平和に生きてた家族とて
若い父親 居残り 戦闘
雪の舞う キエフは遠い 春よこい
人々の分断はかる独裁者
自国の民のみ分断される
戦争もここまで嘘で固めるか
逮捕を恐れて嘘をつく人
始めれば終わりまで戦う兵隊よ
大統領のメンツ戦争
負傷して 故郷思う ロシア兵
若い素顔は 涙にぬれる
戦争の犠牲者の数こそ知られても
かぞえきれない 心の痛み
春の空 戦はいまだに冬景色
逃げ延びる人々 助けを求めては
国境すぎれば 涙があふれる
若い兵隊 命の外戦
自らは 最高司令の立場にて
嘘八百の言葉を吐くひと
6日目も戦い続く 雪の道
挑む 悪夢となりにけり
反省の色なし こだわり 春はいつ
嘘ばかり固めて説得 冬将軍
傾いた国に さえずる 鳥はどこ
手が出せぬ 本当なのか 異郷なら
とおに出兵 当然のこと
相対し 約束守らぬ 卑劣さに
手を打つ何もないという
嘘ついて 一徹保身 わが春は
憎しみは 兄弟なれば 一層に
激しさ増する 戦争は