1月15日 歌舞伎女史
・みかんきんかん八朔 柑橘揃い踏み (テーブルの上に)
・年越しに句作のことは欠落し
・娘の花束 日を経て小さく挿しなおす
・若き日のコート存外ぬくきこと (ぬくい =暖かい)
・人生は冬なれど新しき知己を得し
・冬さなか 昼風呂という暖かさ
暇人
・校訂者 不満だらけの 翻訳は
なかなか至らぬ完成のとき
・あの言葉 この言葉では 不正確
翻訳まことに きりない作業
・用事あり 用事なけれど 忘れもの
老化の道をまっしぐらなり
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